約2年間ブログを放置している間に、Bloggerがhttpsに対応したことによって、SyntaxHighlighterが動かなくなっていた。(どうも去年かららしいので、1年以上そのまま放置していたことになる。恥ずかしい。)
というわけで、SyntaxHighlighterをBloggerに安全に導入するためにあれこれした記録 | にわ会。を参考にして修正しておいた。Firebaseは初体験。
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2019年7月11日木曜日
Vimperator, muttatorからcVim, Dorando keyconfig, Quick Folder Moveに乗り換えた
最近、社内SNSへの発信ばかりで、ブログ更新が完全に滞っておりましたが、久々に投稿。
私はキーボード派なので、FirefoxアドオンのVimperatorとThunderbirdアドオンのmuttatorを長年愛用していたのだけど、近年のFirefoxおよびThunderbirdの方針転換により、いずれのアドオンも動作しなくなってしまった。
以来、代用品を探していたのだけど、Vimperatorの代わりはChrome+cVim, muttatorの代わりはDorando keyconfigとQuick Folder Moveに落ち着いた。
備忘のため、現状の設定を記録しておく。
とはいえ、デフォルト設定だと色々気に入らないところが出てくるので、好みに合わせて設定を変えてやる必要がある。
設定方法は、拡張設定画面の「cvimrc」セクションに、vimrc風に設定を書き込んでいく形。
現状の私のcvimrcは以下の通り。
少し解説。
最後のqmarkは、実際には私がよくアクセスするサイトが登録してある。この設定は"t"にURLが登録されており、"got"とタイプするとそのサイトが開く。qmarkはaからzまで26個登録できる(はず)。
デフォルトだと全然Vimライクなバインドではないので、設定をいじる必要がある。
Thunderbirdのプロファイルフォルダにあるpref.jsを開くと、
現在の私の設定は以下のようになっている。
Mutattorの代わりにDorando keyconfigを使う - 有馬総一郎のブログをかなり参考にさせていただいた(というか、現時点ではほとんどそのまんま)。
上記の設定には含まれていない(デフォルト設定)が、mでメールを未読に戻せる。
JavaScriptでコードを書いて色々できるようなので、時間が取れたら色々試していきたい。
muttatorの"s"の代用。私のThunderbirdはかなり細かくフォルダ分けされているので、これがないと生きていけないと思う。
私はキーボード派なので、FirefoxアドオンのVimperatorとThunderbirdアドオンのmuttatorを長年愛用していたのだけど、近年のFirefoxおよびThunderbirdの方針転換により、いずれのアドオンも動作しなくなってしまった。
以来、代用品を探していたのだけど、Vimperatorの代わりはChrome+cVim, muttatorの代わりはDorando keyconfigとQuick Folder Moveに落ち着いた。
備忘のため、現状の設定を記録しておく。
cVim
cVimは、ChromeをVimライクなキーバインドにしてくれるChrome拡張。とはいえ、デフォルト設定だと色々気に入らないところが出てくるので、好みに合わせて設定を変えてやる必要がある。
設定方法は、拡張設定画面の「cvimrc」セクションに、vimrc風に設定を書き込んでいく形。
現状の私のcvimrcは以下の通り。
map s :tabnew google<Space> map l nextTab map h previousTab map u lastClosedTab map d closeTab map <BS> goBack " <C-Left>/<C-Right> move current tab position map <C-Left> moveTabLeft map <C-Right> moveTabRight " Yank current selected word and search it map <C-g> :execute vP<CR> " quickmark t (xxx system) : Type "got" to open let qmark t = ["https://example.com"]
少し解説。
s | 入力したキーワードをGoogleで検索 |
h, l | タブの移動 |
u | 最後に閉じたタブを開き直す |
d | タブを閉じる |
Ctrl+←, Ctrl+→ | 現在のタブの位置を左右に動かす |
Ctrl+g | 選択中の文字列をGoogleで検索 |
Dorando keyconfig
Dorando keyconfigはThunderbirdのキーバインドをカスタマイズする拡張。デフォルトだと全然Vimライクなバインドではないので、設定をいじる必要がある。
Thunderbirdのプロファイルフォルダにあるpref.jsを開くと、
user_pref("extensions.dorandoKeyConfigで始まる行があり、ここをいじっていく。
現在の私の設定は以下のようになっている。
Mutattorの代わりにDorando keyconfigを使う - 有馬総一郎のブログをかなり参考にさせていただいた(というか、現時点ではほとんどそのまんま)。
user_pref("extensions.dorandoKeyConfig.main.key_delete", "][D]["); user_pref("extensions.dorandoKeyConfig.main.key_forward", "][F]["); user_pref("extensions.dorandoKeyConfig.main.key_markAllRead", "shift][T]["); user_pref("extensions.dorandoKeyConfig.main.key_markJunk", "shift][!]["); user_pref("extensions.dorandoKeyConfig.main.key_markNotJunk", "!][]["); user_pref("extensions.dorandoKeyConfig.main.key_newMessage2", "][C]["); user_pref("extensions.dorandoKeyConfig.main.key_nextMsg", "][J]["); user_pref("extensions.dorandoKeyConfig.main.key_nextUnreadMsg", "shift][J]["); user_pref("extensions.dorandoKeyConfig.main.key_openMessage", "][O]["); user_pref("extensions.dorandoKeyConfig.main.key_previousMsg", "][K]["); user_pref("extensions.dorandoKeyConfig.main.key_previousUnreadMsg", "shift][K]["); user_pref("extensions.dorandoKeyConfig.main.key_replyall", "][R]["); user_pref("extensions.dorandoKeyConfig.main.xxx_key1_前のフォルダ", "control][P][][gFolderTreeView.selection.timedSelect(gFolderTreeView.selection.currentIndex - 1, 500);][chrome://messenger/content/messenger.xul"); user_pref("extensions.dorandoKeyConfig.main.xxx_key1_次のフォルダ", "control][N][][gFolderTreeView.selection.timedSelect(gFolderTreeView.selection.currentIndex + 1, 500);][chrome://messenger/content/messenger.xul"); user_pref("extensions.dorandoKeyConfig.main.xxx_key1_送信済みのメール", "alt][S][][let folder = GetDefaultAccountRootFolder().getFolderWithFlags(Ci.nsMsgFolderFlags.SentMail);\ngFolderTreeView.selectFolder(folder, true);\n][chrome://messenger/content/messenger.xul");一部解説。
j, k | 次のメール、前のメール(上下移動) |
Shift+j, Shift+k | 次の未読メール、前の未読メール |
o | メールを(タブで)開く |
d | メール削除 |
f | 転送 |
r | 全員返信 |
Shift+t | フォルダを既読にする |
c | 新規メール |
Ctrl+n, Ctrl+p | 次のフォルダ、前のフォルダ |
Alt+s | 送信済みトレイに移動 |
上記の設定には含まれていない(デフォルト設定)が、mでメールを未読に戻せる。
JavaScriptでコードを書いて色々できるようなので、時間が取れたら色々試していきたい。
Quick Folder Move
Quick Folder Moveはメールを別フォルダに移動したりコピーするためのThunderbird拡張で、移動先フォルダをインクリメンタルサーチできるのが特徴。muttatorの"s"の代用。私のThunderbirdはかなり細かくフォルダ分けされているので、これがないと生きていけないと思う。
Shift+m | メールの移動 |
Shift+y | メールのコピー |
Shift+g | 指定フォルダにジャンプ |
今回は以上です。