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2014年2月10日月曜日

SubInACLのFlagとAccessMask早見表

dsp74118の補完庫: Windows のオブジェクトのアクセス権を操作するコマンド subinacl が便利だった で触れたSubInACLのFlag、AccessMaskの早見表を作った。
俺の中ではアクセス権変更ツールとしてのSubInACLはオワコンだが、現在のACLを確認するツールとしてはまだまだ便利に使えると思う。
SubInACLのFlag -> ACLの適用先対応表
2進数 16進数 適用先
0 0x0 このフォルダーのみ
1 0x1 このフォルダーとファイル
10 0x2 このフォルダーとサブフォルダー
11 0x3 このフォルダーとサブフォルダー、ファイル
1000 0x8 ありえない
1001 0x9 ファイルのみ
1010 0xA サブフォルダーのみ
1011 0xB サブフォルダーとファイルのみ
10000 0x10 親の権限を継承+このフォルダーのみ
10001 0x11 親の権限を継承+このフォルダーとファイル
10010 0x12 親の権限を継承+このフォルダーとサブフォルダー
10011 0x13 親の権限を継承+このフォルダーとサブフォルダー、ファイル
11000 0x18 ありえない
11001 0x19 親の権限を継承+ファイルのみ
11010 0x1A 親の権限を継承+サブフォルダーのみ
11011 0x1B 親の権限を継承+サブフォルダーとファイルのみ
SubInACLのAccessMask -> ACL設定対応表
2進数 16進数 定数名 ACLの意味
1 0x1 FILE_READ_DATA フォルダーの一覧/データの読み取り
10 0x2 FILE_WRITE_DATA ファイルの作成/データの書き込み
100 0x4 FILE_APPEND_DATA フォルダーの作成/データの追加
1000 0x8 FILE_READ_EA 拡張属性の読み取り
10000 0x10 FILE_WRITE_EA 拡張属性の書き込み
100000 0x20 FILE_EXECUTE フォルダーのスキャン/ファイルの実行
1000000 0x40 FILE_DELETE_CHILD サブフォルダーとファイルの削除
10000000 0x80 FILE_READ_ATTRIBUTES 属性の読み取り
100000000 0x100 FILE_WRITE_ATTRIBUTES 属性の書き込み
10000000000000000 0x10000 DELETE 削除
100000000000000000 0x20000 READ_CONTROL アクセス許可の読み取り
1000000000000000000 0x40000 WRITE_DAC アクセス許可の変更
10000000000000000000 0x80000 WRITE_OWNER 所有権の取得
100000000000000000000 0x100000 SYNCHRONIZE このフラグは必ず立っている?

1 件のコメント:

  1. NTFSのACLをいじるのには、cacls/icacls/powershell等ありますが、playfileが使えたり、相対的には継承が見易かったりでsubinacl無しでの運用は私的には現状無理です。オワコンの件の詳細(代替?)を教えて頂けるとありがたいです。皆さんどうしているのでしょう。。

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