2012年2月28日火曜日

PowerShellでExchange Serverのユーザメールボックスのサイズを調べる

Exchange Serverのメールボックスのサイズを調べるには、Exchange管理シェルのGet-MailboxStatistics の TotalItemSize プロパティを使う。 こいつを使う機会があったのだが、なんか動きがおかしかったのでその記録と、備忘のためのメモとしてこのエントリをポストしておく。 まずは基本編 特定のユーザのメールボックスサイズを調べるとしよう。 Get-MailboxStatisticsには引数-Identityがあるので、これにユーザのDNを与えれば結果が得られそうだが、私の手元の環境ではなんだかよくわからないがエラーになってしまった。 Exchangeの環境をいくつも持ってるわけではないので、この環境固有の問題なのか、引数の与え方が悪いのか、世間的に常識なのかは分からなかった。 引数-Serverを指定するとどうにかうまく動いたので、サーバ上の全ユーザの情報を取り出してから、where-objectで任意のユーザの情報を抽出することとした。 Get-MailboxStatistics...

Hyper-Vマネージャで「既に他の仮想ネットワークにバインドされているため、'(NIC名)' にバインドできません」

事の発端 某所のHyper-Vホストマシンで、NICをデバイスマネージャから削除するというヒューマンエラーが発生した。なぜこのようなオペミスが起きたのかはさておき(俺じゃないよ!)、復旧の時少しハマったのでメモ。デバイスマネージャでNICを再検出させ、ドライバを入れて復旧。次に、Hyper-Vの仮想ネットワークの設定が消えているので再投入を行った。ところが、仮想ネットワーク マネージャで仮想ネットワークを作成する際に、接続の種類を「外部」にし、当該NICを指定して「OK」をクリックすると、"既に他の仮想ネットワークにバインドされているため、'(NIC名)' にバインドできません"というエラーが発生。設定消えてるのに、そんなわけないだろ? 解決策 新しい仮想ネットワークの変更を適用中にエラーが発生しました の巻...

「ローカル エリア接続のプロパティ」のチェックボックスをCLIで変更できない

みんなおなじみ、Windowsの「ローカル エリア接続のプロパティ」。 このダイアログには Microsoft ネットワーク用ファイルとプリンター共有 インターネット プロトコル バージョン 6 (TCP/IPv6) インターネット プロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4) などの項目がありチェックをつけたり外したりできるが、なんと、コマンドプロンプトやバッチ、PowershellなどのCLIでこの設定を個別に変更する方法は用意されていない。 マシン全体でIPv6の有効化/無効化、IPv4の有効化/無効化はできるが、個別のNIC単位で設定するには、GUIを使うしかないのだ。 じゃあ、Server...