"test" というフォルダを作成し、そのフォルダの配下に "deleteTest.txt" というファイルを作成する。
"test" フォルダにて "サブフォルダーとファイルの削除"の許可にチェックを入れる。
Fig.1 上位で "サブフォルダーとファイルの削除" 許可 |
"deleteTest.txt" にて 上位継承を切り、 "削除" の拒否にチェックを入れる。
Fig.2 下位で "削除" 拒否 |
ツリーで示すと下図のようになる。
Fig.3 アクセス権設定 |
結果は、"サブフォルダーとファイルの削除" の勝ち。つまり、"deleteTest.txt" は削除できてしまう。
下位のオブジェクトで "削除" を拒否しても全くの無駄。
というわけで、あるフォルダの配下のサブフォルダ・ファイルに対して「原則消せるけど、特定のファイルだけ消されたくない」という要件がある場合、"サブフォルダーとファイルの削除" は使わず、
- 上位フォルダからの継承で "削除" を許可しておく
- 消されたくない下位フォルダ・ファイルだけ、継承を切って "削除" のチェックを外す
個人的には下位の設定が勝って欲しいんだけど。こういうのって普通は、まず上位の設定が適用された後、下位の設定で上書きされると思うじゃん?
0 コメント:
コメントを投稿