以下、簡単に私が参加したセッションの内容をレポートします。
1日目
会場は神保町(一橋)の学術総合センター。(この界隈はJDがたくさん。)会場入口。
開会挨拶と基調講演が行われる第一会場。
PMI日本支部会長 神庭氏と、PMI本部理事 William Moylan氏の開会挨拶があり、スタート。
1日目 1コマ目
国土交通省 航空局長 本田勝氏 「首都圏空港の国際競争力の強化等について」成田空港の発着枠30万回化、首都圏空港(羽田+成田)の74万回化、オープンスカイ、LCCへの取り組み、関空と伊丹の経営統合、などなど。あまりPMとは関係ないお話。
1日目 2コマ目
JAXA 教授・工学博士 國中 均氏 「はやぶさ小惑星探査機の深宇宙往復動力航行」個人的に一番面白かったセッション。はやぶさのエンジン(電気ロケット) の仕組み、打ち上げからイトカワへの着陸・サンプリング、故障とそこからのリカバリ、3年遅れでの地球帰還などの苦労話を、ユーモアと各種画像・動画を交えて語ってくださいました。
想定外の故障が発生してからの顛末の話で、随所に宇宙戦艦ヤマトの真田のイラストがカットインされて会場の爆笑をさらってました。
←これ。
1日目 3コマ目
米国AtTask社 タイ・キイセル氏、KVH クリス・スミス氏「人がすべて プロジェクト・マネジメントからワークマネジメントの実現へ」 プロジェクトは人の集まりだから、古臭い指揮統制ではなく、チームメンバーをプロジェクトマネジメントプロセスに参画させる(巻き込む?)のが大切、という話。KVMの事例紹介があった。大体要約すると以下のような感じ。
- 今年の1月に組織のフラット化を実施(ビジネスユニット=事業部制をやめて機能組織にした、ということらしい)。
- PM(KVHではサービスエレメントマネージャと呼ぶらしい)が、技術者組織から好きなエンジニアを選んでプロジェクトチームを組成する。
- これによって社員がPassion(情熱)をもって仕事に取り組むようになった。
次回に続きます。
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